あの恋愛は失敗だった!今だから言えるワタシの失敗談。

過去に失敗した恋愛を赤裸々告白する!

学生時代を棒に振った彼・・・

私が人生で一度だけ、唯一無駄な恋愛だったと言い切れるのが、学生時代を共に過ごした年上彼氏です。付き合い始めたのは、私が大学2年生で19歳の頃。

彼は37歳の社会人でした。友人と大学近くの飲食店で夕食を食べていたとき、たまたま隣の席に居合わせ声をかけてきたのが彼との出会いでした。正直に書くと、未成年ながら少々お酒を嗜んでいた私たち。

親元を離れたこともあり、少しの悪さも覚え、女子二人でテンションのままに騒いでいたとき私のお箸が転がってしまったのです。そのお箸を拾ってくれ、「なんか楽しそうやねぇ」と声をかけてきたのが彼。ハッキリ言って見た目が超タイプ!

自分の周りにはいない、スーツをバシっと着こなして笑顔で振る舞う彼をみて私は一方的に一目惚れしてしまいました。その後、連絡先を交換し一度食事に行こうということに。第一印象があまりに格好良かったため、私としては完全に恋愛対象として意識していました。

そして、食事に行った帰りにホテルへ。若さ故のスピーディーな展開だったと思います。そんなこんなで付き合い始めた社会人彼氏。ここまでだと、何に問題が?と思われると思いますが、結論から言うとズバリ彼は既婚者でした。

そして、それを1年近く私に隠していた確信犯。保険会社で働いていた彼は仕事の忙しさを理由に、平日、共に食事をするとすぐに帰宅。週末になると出張と嘘をついて泊まりに来ると言う人でした。そしてあろうことか、それが発覚したのはとあるショッピングモールでした。友人と買い物に出た先で、仲よさそうな家族を見かけた私。よーく目を凝らすとそれは、美人な奥様と可愛い女の子を連れた彼だったんです。

その光景を見た途端、彼への愛はスーッと冷め、なぜか不思議と「なるほどなぁ」と俯瞰で見ていました。3年を費やした彼なのに、一瞬たりとも未練を感じずその後一度も連絡を取らず自然消滅。彼としても、いっときの気の迷いだったのでしょうか。単なる遊びの女だったのでしょうか。これが「あの恋愛だけは本当に無駄だったなぁ」と感じる学生時代の思い出です。